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2006年 10月 14日

インドネシアでのアルミナ生産の事業性評価を開始することで合意

2006年8月11日
昭和電工株式会社(社長 高橋恭平)は、アンタム社(インドネシア)、スター社(シンガポール)、丸紅株式会社と共同で、インドネシア国西カリマンタン州タヤン地区にアルミナ工場を建設することに関する事業性評価を開始することで、今般、合意いたしました。

昭和電工株式会社は、ケミカル用途の水酸化アルミニウムおよびアルミナを、横浜事業所で生産し国内を中心に販売しております。これらのアルミナ製品は、アルミナ成分を約50%含むボーキサイト鉱石を原料に生産されます。その生産工程で発生する酸化鉄、酸化ケイ素等を主成分とするボーキサイト残渣(BR)は、現在、国内法に基づき海洋投入にて処分しておりますが、BRの海洋投入を2015年度までに全面的に終了する計画です。

タヤン地区には良質なボーキサイトが埋蔵されており、ボーキサイトの採掘から年産30万トンのケミカル用途の水酸化アルミニウム・アルミナまでの一貫生産の可能性について検討を行います。

4社は7月を目処に事業性評価を実施するための合弁会社を設立いたします。この合弁会社で、投資額、環境アセスメント、資金調達方法等の検討を本年末までに終える予定です。この事業性評価の結果をもとに、本計画の可否を改めて判断することになります。

by shosha-man | 2006-10-14 21:04 | 丸紅


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