総合商社・日記=総合商社の三菱商事/三井物産/伊藤忠商事/住友商事/丸紅/豊田通商/双日の研究=

shoshaman.exblog.jp
ブログトップ
2006年 07月 04日

京都大学と医薬・医療分野の知的財産の移転支援活動

京都大学と住友商事株式会社の100%子会社である住商ファーマインターナショナル株式会社(社長:佐々木 雅啓、本社:東京都中央区晴海)は、このほど京都大学が所有する医薬・医療分野の知的財産の移転支援活動に関する基本契約を締結致しました。

京都大学における法人化初年度(2004年度)の特許出願承認件数は、全国の大学でもトップレベルの408件に上っており、これら多くの「事業化の可能性を秘めた技術」の民間への技術移転は、「知的創造サイクル」を形成する上で、また「産学連携」を進める上で非常に重要な要素となっております。

住商ファーマインターナショナル株式会社は、医薬品研究開発関連の特化型商社として、世界最大の研究用遺伝子・細胞バンクである米国ATCC社 対日総代理店活動、HTS(High-Throughput Screening=創薬につながる化合物を高速で選別する技術)用化合物ライブラリー販売等の創薬研究の支援、また、国内外の製薬企業・バイオベンチャー間における医薬品・医薬候補品のライセンス、研究提携、検査・診断薬ライセンス等の斡旋仲介といった事業で高い実績をあげてきました。更に、住友商事株式会社(社長:岡 素之)と共に、バイオベンチャー向けファンドを立ち上げるなど、資金提供を含めてベンチャーの育成のための総合的な支援サービスも展開してきました。これらの多角的な機能や総合力等を活用し、企業ニーズをふまえた大学等の知的財産の評価、知財戦略立案、大学等と企業との橋渡しに関する各種新事業を2003年にスタートし、2004年の国立大学法人化に合わせ、専門グループも立ち上げ、国内有数の大学、研究機関またTLOと提携して、それら機関の研究成果の効率的な産業界への紹介・仲介を行っています。また、大学等の研究成果のインキュベーション事業への協力、大学発ベンチャーの立ち上げへの協力等も実施しています。

京都大学医学部の同窓会組織である社団法人芝蘭会と住商ファーマインターナショナル株式会社は、業務委託契約を締結し、京都大学大学院医学研究科・医学部並びに薬学研究科等を中心とする医学領域の研究成果に基づく知的財産のプロモーション・マーケティングを開始しています。

さらに京都大学大学院医学研究科・医学部が2005年に設置したインキュベーションプラザに、三菱UFJキャピタルとともに住友商事グループとしてその運営を支援し、京都大学の医学領域の研究成果の評価並びに事業化に向けての活動に協力しています。これらの提携は、京都大学の医学研究科、医学部及び関連組織の研究成果を対象としていますが、今回の基本契約締結は、移転の対象となる知財の範囲が京都大学全学の医薬・医療分野に関わる研究成果に及んでいます。

京都大学にとりましても、これらの住商ファーマインターナショナル株式会社のグローバルなネットワークと市場調査ノウハウの蓄積及び住友商事グループの総合力を活用することで、一層の技術移転が進展するものと期待しています。なお、今後この連携は、国内に留まることなく、広く世界に向けても推進して行きたいと考えております。

京都大学および住商ファーマインターナショナル株式会社では、これらの連携活動を通じて大学の社会への貢献、企業ニーズの大学への積極的紹介等幅広い視点で、共に大学・企業間の有機的連携活動を一層促進させて行きたいと考えております。

特に、今まで十分に行い得なかった海外企業への技術移転活動や、市場規模が小さい等として技術移転機関での取扱いが敬遠される傾向にありましたリサーチツール関連発明も、より積極的に技術移転を図っていきたいと考えております。

by shosha-man | 2006-07-04 15:44 | 住友商事


<< (株)バーニーズジャパン株式取得      中国に液晶用板ガラス加工供給拠... >>