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2006年 10月 07日

水道機工、水事業分野で提携

2005年8月11日
 

丸紅株式会社、水道機工株式会社、株式会社ジェネッツは、このたび、急速に民間開放が進んでいる国内上下水道事業の分野において、運営ノウハウの充実並びに技術力・サービス力のより一層の向上を図るため、業務提携を行い、合弁会社を設立することを合意しました。

三社は、8月11日に、共同で新会社、株式会社水世(すいせい)を設立しました。資本金は1億円で、出資比率は丸紅50%・水道機工30%・ジェネッツ20%です。

水処理施設の運転・維持管理の上流分野から検針・料金徴収分野の下流分野まで、包括的にも、また、複合的メニューにも対応できるワンストップショップを目指す日本で初めての会社です。

丸紅は、海外においていち早く水道事業の民間委託事業に取り組み、中国及びメキシコ等にて水処理施設の建設・運営をBOT方式にて行っている実績があります。総合商社として水道事業運営に求められるニーズや複合的な事業スキームへの対応力の高さ、マネジメントノウハウに強みをもっています。

水道機工は、上水処理施設の国内先発メーカーとして、かねてから全国展開を図っており、特に官公庁向け分野において、業界トップクラスの実績を有しています。下水処理施設や産業用排水施設の分野でも豊富な実績があり、また水処理施設の運転・維持管理事業においても福岡県福岡市で工業用水道として国内初の包括委託(性能発注・5ヵ年複数年契約・技術提案型総合評価入札)を受託しているなど、O&M事業分野へも積極的に取組んでいます。施設の設計・資材調達・建設・維持管理・運転管理等にかかわる技術者や各種ノウハウも豊富であります。

ジェネッツは、全国50箇所以上の自治体で水道料金の検針・料金徴収業務を受託しており、料金徴収事務については業界トップクラスの実績を誇ります。また、水道検針・料金徴収業務の各種システム開発にも積極的に取組んでおり、水道事業の分野について、豊富な経験とノウハウを有しています。

水世は3社の得意分野を共有し、補完し合うことでシナジー効果を発揮して、官民役割分担を踏まえたPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)の理念にもとづき、多様な水道事業運営形態を提案し、実行できる総合水道事業運営受託会社を目指します。

by shosha-man | 2006-10-07 20:55 | 丸紅


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