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2006年 11月 17日

「miems(ミームス)」と「ダイナミックモード」を開始

2005.01.19

三井物産株式会社が運営する総合Eマーケティングサービス「miems(注1)」は、過去のメール配信の反応履歴と顧客の属性を無限に組み合わせ、簡単な操作でワン・トゥ・ワン・マーケティングを実現する「ダイナミックモード」サービスを2005年1月から開始致しました。これにより、これまで運用上、非効率だった木目細かな顧客の属性分けと、属性(基本属性×クリック等の反応履歴の属性)に応じたコンテンツの配信が効率的に実施でき、費用対効果の高い本格的なワン・トゥ・ワン・マーケティングが実現します。

これまでの「miems」は、メール配信の属性分け設定の際に、都道府県や性別など数項目の条件設定をマニュアルで設定する「イージーモード」でサービスを提供していました。今回、サービスを開始する「ダイナミックモード」では、都道府県や性別といった一般的な属性だけでなく、メールの開封やクリック、購買といった過去の行動履歴等と組合せた属性分け設定が可能となります。この属性とメールの配信条件の組み合わせ操作は簡単で、理論上、組み合わせは無限です。よってターゲット顧客に対し、予め設定した条件に基づきコンテンツをダイナミックに組み込み、最適なメールを効率的に配信することができます。この「ダイナミックモード」により、顧客は、自分の嗜好やニーズとの適合性の高いメールが受け取れるようになります。また、メールの送信者である企業は、販売促進など、メール配信効果の向上が期待できます。

三井物産株式会社Eマーケティング事業推進チームは次のように述べています。「メールマーケティングの真骨頂は、一人一人の顧客のニーズに適合した情報を提供し、購買行動等、顧客の反応率を向上させ、費用対効果の高いマーケティングを実現することです。個人の欲する情報をタイミングよく提供すれば、必然的にクリック率は上がり、売上に結びつきます。しかし、これまでは本格的なワン・トゥ・ワン・マーケティングを行うためには、メールの受け手の行動履歴分析にも、属性毎にメールのコンテンツを効果的に差し替えることにも手間がかかり、費用対効果という面でメリットがなかなか生み出せませんでした。新サービス「ダイナミックモード」を使えば、属性分析や属性と配信条件の組み合わせの手間が大幅に削減でき、費用対効果も向上します。私達が提携している米国ビックフット インタラクティブ社の開発技術でそれが可能になりました。米国では、この「ダイナミックモード」を使って、顧客の行動履歴を200項目にわたって分析し、一人一人に最適なコンテンツを送り購買行動を促している例もあります。私達は、他社に先駆けて日本における本格的なワン・トゥ・ワン・マーケティングのサービスを提供していきたいと思っています」

三井物産株式会社Eマーケティング事業推進チームでは、本サービスは少量多品種を取り扱う流通や小売業界に最も効果を発揮するものと期待しており、本年中に導入企業20社達成を見込んでいます。

(注1)miems(ミームス:Mitsui Integrated E-Marketing Service)は、米国ビックフット インタラクティブ社との業務提携により、三井物産株式会社のEマーケティング事業のひとつとして2002年10月から提供開始されたサービス。 (1)コンサルティング、(2)メール制作、(3)配信管理、(4)結果分析・効果検証からなる、フルサービス型の総合Eマーケティングサービス。 導入企業は大手ソフトメーカーや化粧品メーカー、放送事業者等60社。

by shosha-man | 2006-11-17 19:36 | 三井物産


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