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2006年 01月 06日

伐採樹木チップで緑化

北部技術センター、企業と工法開発-経費3~4割削減期待

BGB工法を採用し緑化した鳥取自動車道ののり面(県北部農業技術センター提供) 道路やダムなどの工事で伐採された樹木をチップにし、工事で生じた荒れ地やのり面などの緑化に役立てる「BGB工法」を、兵庫県北部農業技術センター(朝来市和田山町)が企業と共同で開発した。従来工法と比べ3~4割、経費削減が期待できるという。センターは「自然循環型の大規模緑化法として活用可能」とし、同工法の特許の取得を目指している。

BGB工法は「ブロード・グリーン・バンク」の略で、広い面積を緑で覆うという意味。樹木は現場でチップ状に細かく切り、肥料や土、植物の種子などと混合。新たに開発した機械で荒れ地やのり面に効率よくまいて緑化する。不要な樹木を工事現場で加工することで原材料費や輸送費などが抑えられるという。

共同開発の企業は、大本組(本店・岡山市)と吉田建設(愛知県一宮市)。センターがチップと土や肥料の混合割合などを研究し、企業が機械の開発を担当。2月には鳥取市の鳥取自動車道ののり面で現地実証実験を行い、順調に緑化が進んだという。

センターは「2004年にあった一連の台風による風倒木の処理と自然再生にもBGB工法が活用できるのでは」としている。

(2006年8月19日 読売新聞)

by shosha-man | 2006-01-06 16:38 | その他・関連事項


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